先月末より藤枝市のM様邸にて、リガーデンの工事をさせて頂いておりました。
何年もかけて奥様がイメージを膨らめていらっしゃった、念願のオーニングのあるガーデンが出来ましたので、ご紹介させて頂きます。
まずは、着工前の様子から。
元々ご新築の際は芝生が張られていたM様のガーデン。
年々樹木が成長し日当たりが悪くなるにつれ、苔が生えてくるようになってしまい、奥様ご自身で芝生をはがし防草土と砂利を敷いたそうです。重たい材料を運んでの作業は、なかなか大変だったことと思います…。
それでも、残った芝生や雑草が生えてきて草取りに手がかかり、一部にこちらの天然石のシートを敷いてからは少しお手入れが楽になったそうですが、何とかしたいなぁと何年も考えていらっしゃたそうです。
天然木のデッキも劣化してきたので、部屋からつながるもう少し広いデッキと目隠しも兼ねられるオーニング、そしてメンテナンスに手がかからないお庭にしたいというご要望がありました。
ちなみに、着工前のお庭をお建物の方から見るとこんな感じ。
花壇の縁には、奥様が付けられた柵が。今回はこちらもきれいに変身します!
まずは、ウッドデッキ工事から。
既存の目隠しフェンスに合わせて斜めにカットしつつ、ガーデンスペースも適度に確保できるサイズの人工木デッキです。
続いて花壇の縁取り。
昨年発売された新しいインターロッキング。質感がレンガにすごく近いのでよく使っています。
更に自然に見えるように、2色のインターロッキングをランダムに混ぜて並べています。
アイストップに花台も出来ました。花壇の縁が出来たことで、ガーデンが引き締まった感じがします。
続いてはガーデン部分の舗装です。
自然石を模した3種類の形の違うインターロッキングを組み合わせ、濃いめの色のインターロッキングで縁取りをしてラグ風にデザインしました。
天然石のように色むらがあり、表面の質感もなかなかリアルで優しい雰囲気に仕上がりました。
細かい部分は、職人さんが丁寧にカットして形を合わせています!
仕上げにベージュの目地材を入れて、インターロッキングはこんな感じになりました。
花壇と敷材の間はブラウン系の砂利を敷きました。
飛び石は、もともとガーデンにあった天然石を再利用。今まで何となく置かれていた飛び石も、見違えるようにいい仕事してます。
全体が整ったので、ガーデン全体が今までよりも広く感じると奥様がおっしゃってました☆
花台と花壇の上には、早速奥様が鉢植えとピエロちゃんを飾って下さいました!
そしていよいよオーニング工事です。
M様のお宅の外壁はALCで直接オーニングを取り付けられないため、まずはオーニングを付けるための独立フレームの工事から。
オーニング本体が特注サイズだったため、待つこと1か月以上、ようやく今週届きましてガーデンの完成です!
シェードもセットになったLIXILの彩風CR型です。
既存のフェンスやアーチに干渉するため、オーニングを全開にしたときは片側のシェードしか下ろせませんが…
当たらないところまで引っこめますと、このように両方下ろせます。
キャンバス&シェードはベージュをチョイス。自然な色で、違和感なくガーデンに馴染んでくれました。
サイズ感もとてもよくて、暑い季節になったら大活躍してくれそうです。
工事が始まった頃は芽吹いていなかった、ガーデンの河津桜も咲き始めて、心地いいガーデンが無事完成。
M様にも大変喜んで頂くことができました。ありがとうございました。